皆さんこんにちは! 寺田です

 

突然ですが、冬といえば”静電気”に悩まされている人も多いのではないでしょうか?!

 

 

私も塾の扉のドアノブを触るたびに「バチッ!」と来ます( ;∀;)

 

 

思い返してみると、夏場にはほとんど起きないのに、なぜ静電気は冬場によく起きるのでしょうか??

 

ちなみに、高校では物理の「電磁気」という分野で習うところですね!

 

 

 

静電気の性質

 

 

静電気は「物がこすれたとき」によく起こります。

 

 

 

簡単に説明すると、電気にはプラスマイナスがあります。

 

 

そして、物質はその素材によって、プラスかマイナスのどちらかを溜めやすい性質があります。

 

 

 

例えばポリエステル製のシャツはマイナス、ウール製のセーターはプラス、といった感じですね。

 

 

 

それらが皮膚などとこすれると、プラスマイナスの電気が偏ります。すると身体に電気が溜まった状態になります。

 

 

そして、電気が溜まっている状態でドアノブなどに触れると“ビリっ”と電気が流れる、これが”静電気の正体”です!

 

 

 

 

それでは、静電気対策となる知識をいくつか紹介していきましょう!

 

静電気対策

 

 

①部屋の湿度を高くする。

 

静電気は気温・湿度が低いときに発生しやすいです。つまり、冬場はまさに条件に”ピッタリ”当てはまっていますね。

 

なので、加湿器などで部屋の湿度を上げるようにしておくのが有効です!

 

 

 

また、乾燥対策として部屋の換気をすることも良いです!

 

 

 

②壁や地面、木製のものを先に触る。

 

金属に比べて、壁や土などは比較的電気がゆっくりと流れるので、静電気が起こりにくいです。

 

 

それらに先に触れておくことで、身体に溜まった電気を逃がすことができます!

 

 

 

③ものに触れるときは、グーやパーで触れる。

 

ある程度対策をしていても、電気は知らず知らずのうちに溜まっていってしまいます。

 

そんなときの最後の手段が何かに触れるとき「指先ではなく、手をグーやパーの形にする」ことです。

 

 

 

静電気が流れる部分を分散させることで、例え流れたとしても痛みを抑えることができます。

 

これは、頻繁に触れる機会のあるドアノブやスイッチなどに触れる際に意識しておくと、役に立ちます!

 

 

以上、これで皆さんの静電気の悩みが少しでも解消されると嬉しいです。

 

 

 

 

電気に関する詳しい知識は、物理の授業の後半で習うのでお楽しみに(?!)

 

 

それではまた次回!!