こんにちは!

山井です。

 

どのニュースを見ても、コロナウィルス、コロナウィルス、コロナウィルス...

と、ゲシュタルト崩壊状態の山井です。みなさん、どのように日々お過ごしでしょうか?

この間、家に帰って『news zero』を見ていたら、あいみょん「さよならの今日に」という曲が流れて、

この曲ほんといいなぁと思って、私は思いつきました、

課題、寝る、スマホ、と単調な時間を過ごしている生徒の方々(勝手に日々を決めつけてゴメン!)に、

今回いい案を。

 

それは、気になった歌詞に深入りする、意見を述べる暇潰し(暇つぶしの向こう側にいけるかもしれませんよ)

今回は、私が気になるこの曲をつかって、歌詞に深入りしてみようと思います。

 

まずこの曲の主人公はどんな人なのか。

歌詞に「泥まみれの過去」とあります、最初は中年の男性が主人公っぽいなと思ったんですが、

歌手が20代の女性ということと、それからの意味で、年齢層は幅広く捉えることができるなと思いました。

その理由が、泥を『新明解国語辞典』で調べてみると、下記の通りです。

①水気が多く、履物や衣類をよごしがちな土。「ズボンに(泥)はね上げる/(泥)だらけの靴/顔に(泥)を塗る〔=面目を失わせる〕/(泥)を吐く〔=隠していた悪事を白状する〕/(泥)をかぶる〔=a非難を受けたり失敗するかもしれなかったりするような不結果を承知の上で、職責を果たす。(中略)」

泥って、人間が立って、外を歩き始めてから、ずっと踏んでいるものなのですから。そうなると、この曲の年齢層の広さ、すごいですね。

この歌詞に小学生の子が共感しても、別におかしいことはないのです。

それから私が仕事から帰って、あぁこの曲なんかいいな。と、思ったのも、「(泥)をかぶる」という例からも裏付けできるかと思います。

私はまだまだヒヨッコなので、いいと思った理由はこれだけじゃないです。

 

さぁ、私は主人公を20代女性に設定しました(自分が共感しやすいからです)。

次は、この主人公の心情です。

それを裏付けるために、サビに入る前のフレーズを下記に引用します。

 

“明日が来ることは解る

昨日が戻らないのも知ってる

できれば やり直したいけれど ”

 

んん?これは英語に訳したら

Today has tomorrow.

I have known that yesterday doesn’ t come back.

時間など人が変えられず、明確なことには現在形を使います(1行目)。

過去を言及するのではなく、今目の前にあるものを見ながら、過去と結びつけて言うときに

現在完了形を使います(2行目)。

 

勝手に英語を挿入してなにが言いたかったかというと、この主人公は過去に浸って、やり直したいなぁと

言っているわけではないことです。時間という明確で変えられないもののなかで強く生きている(なぜかというと、主人公は常に

今の時点に足を下ろしているから)そんな主人公がやり直したい、と胸中を吐露したそんな場面だと思います。

どんなに強そうな人がいても、抗えないもののなかで

過ごしている、またはいた、ことしっかり覚えておきたいと思いました。

 

 

話が長くなって、エネルギーも消費しているところで、また、他の先生方から「まだ書いてるのか」

と1時間前に言われたので、もう今日はここで終わりにします。サビはまた話せるときに

話せればと思います。好きな曲を、解釈していくのは結構楽しいです。

暇つぶしに友達、家族と話しながらしてみるのも気分転換になるかと思います;Ⅾ

それではまた!!