皆さんこんにちは! 寺田です

 

今回は“完璧主義”についてのお話です。

 

完璧主義とは、「テストは100点じゃないと気が済まない」「1位じゃないと許せない」「誰よりも優れた存在でいたい」

といったように、何事においても“理想の頂点を目指す”という考え方です。

 

かくいう私も、昔はかなりの”完璧主義”でした。

 

もちろん”志学塾”のブログなので、今回は「勉強」に絡めて深堀していきたいと思います。

 

 

完璧主義の弊害

 

私の個人的な意見になりますが、”勉強”において「完璧主義」はあまり良くないと思っています。

 

完璧を目指して、それを成し遂げたのであれば、これは素晴らしいです。

しかし、完璧を求めた故に挫折した、間に合わなかった、というのはどうでしょうか?

 

 

これを勉強に当てはめてみると、こういった状況が考えられます。

 

〇参考書や問題集を、1問1問理解できるまでじっくりやる

→時間をかけすぎて、1周も終わらない。1周目ですら、その長さに挫折してしまう。

 

〇効率の良いやり方を考えたり調べたりして、一切無駄のないやり方を研究する

→効率を上げること自体が目的となり、いつまでたってもスタートできない

その結果、後回しになってしまう。

 

〇休みなんていらない!一切無駄のない勉強計画

→少しでも計画が狂うと、途端に計画は崩壊。テストに間に合わなかったり、挫折してしまう。

 

 

こういった経験はありませんか?

何でもかんでも「0か100か」で考えがち。

 

思い当たる節がある人は、もしかすると完璧主義の傾向にあるかもしれません。

 

さて、ここからは私なりにこういった問題を解決するための方法をいくつか紹介していきます!

 

「完璧主義」に押しつぶされないために…

 

 

〇問題集や参考書は、1周目は半分くらい理解できれば良し!

「これは難しいな」と思ったら、とりあえず進んでみると、2周目では理解できた!ということはよくある話です。

ゆっくりやって「まだこんなにあるのか…」と嘆くより、ひとまずバーッと進んで「ゴールは近いぞ!」

考えた方が、俄然やる気が出てくるものです!

 

〇効率を求めすぎない!「とりあえずやってみる」ことが重要

勉強スタイルは十人十色で、万人に通用するやり方を見つけるのは非常に難しいです。

頭のいい人や優秀な人のやり方は、参考にはなっても、自分に合うとは限りません。

いろいろなやり方を模索して試していくことが、自分に合ったやり方を見つける唯一の方法です。

つまり、「効率うんぬんは、始めてから考えろ!」ということです。

 

〇計画は詰め込みすぎない!予備時間を十分に確保する

計画が苦手な人にありがちなのが、予定をギチギチに詰め込んでしまうことです。

生活の中には至る所に「予想外の事態」が起こるものです。

「時間内に終わらない」「急に親に呼ばれる」「眠くなる」「飽きる」

ひとたび中断してしまうと、計画は丸つぶれ。途端にやる気ゲージが0になりますね。

 

ですので、計画には余白の時間を多めに取っておくのが良いです。

例えば1時間の勉強に対して、15分の予備時間を設けておくなど。

もし邪魔がはいらず、スムーズに進んだときは、休憩や仮眠に充てれば良いですからね。

 

以上のことは、全て私が学生時代に学んだ教訓です。

どうか少しでも皆さんの勉強の役に立ちますように(^^♪

 

それではまた!!